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🚢【基礎編】ファッション輸入ビジネスで注意すべき規制品と手続き|エキゾチックレザー・香水・動物由来素材


次のような品目を海外から仕入れて販売する場合は、注意が必要です。

実は、一部の品目には国際条約や国内法による規制があり、知らずに輸入すると没収や罰則のリスクもあります。

そこで、ファッションビジネスに直結する代表的な輸入規制と、それをクリアするための手続を押さえておく必要があります。


(1) エキゾチックレザー(クロコダイル等)


  • 規制根拠:ワシントン条約(CITES)

  • 対象例:クロコダイル、パイソン、オーストリッチなど

  • 必要手続き

    • 輸出国のCITES輸出許可証

    • 日本での輸入許可(環境省経由)

    • 👉 許可がないと没収や罰則の対象となるため要注意。


(2) 香水・化粧品


  • 規制根拠:薬機法・消防法

  • ポイント

    • アルコールを多く含むため「危険物」として航空輸送制限あり

    • 一定量以上を輸入する場合は「化粧品輸入販売業許可」が必要

    • 個人利用レベルなら数本まで問題ないが、販売目的なら必ず許可が必要


(3) 動物由来素材(毛皮・ウール等)


  • 絶滅危惧種由来であればCITES対象の可能性あり。

  • 純毛やカシミヤ等は規制は緩いが、ラベルや原産地表示が問題になることも。

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